明日香ちゃんとふたりきりのクリスマス。

笑顔に、笑顔が返される。

ああ、私はなんて幸せなの。

まるで普通の人みたい。

普通に幸せやぬくもりを享受していい人間みたい…

……ちがうわ

私は幸せになってはいけない。

私なんかに幸せは相応しくない。

どの口が、どの体が甘えるの。

明日香ちゃんは可愛くて優しくて甘くて、日を受けたお花みたい。

……私は？

私が彼女に触れたら、彼女は枯れてしまう

いらないの、私なんて

だから、、、

茉由は、手首に光るものを当てた

これで死ねるなんて思わない。

これで償えるなんて思わない。

けれど勝手に体が動く。

こわいの、

こわいの、こわいの、、

幸せの先になにがあるのか。

明日香ちゃんは眩し過ぎる。。。

気が遠くなり始めたとき、声が聞こえ、頬に刺激が走った。

鋭いがそれは痛みではなかった。

顔を上げたら、泣き顔があった。

明日香ちゃん…

何故泣くの…

あなたに涙は似合わない

ああ、でもあたたかい。

あなたに抱きしめられると。

私は……

ああ、そうか。

あなたは、私が泣くと泣いちゃうのね。

そして、私が笑うと笑うのね。

なぜかしら……

それはまだわからない…。

わかるまであなたのそばにいれたらいいな。

◆

ハニーの大好評連載中の「君に夢中」の同人小説😂

稚拙だし解釈間違ってたらすみません(^_^;)