赤い実は既に弾けてる※詩




 笑ってしまうのはきみのせい 泣いてしまうのはきみのせい



 だから優しくしないでよ



 大切な人がいるくせに、きみはいつも優しいの



 いつも通り笑っているはずなのに、不意打ちに弾かれるアタシの額





 『ムリしたらダメだよ』





 そして流れ出すアタシの涙



 何でアタシの気持ちがわかっちゃうの




 好きでもないくせに




 きみはいつでも心を透かしちゃうの でも、ムリさせてるのはきみなんだ




 優しくしないでよ

 期待させないでよ



 これ以上きみを好きにさせないでよ








 ――なんて、思ってるくせにさ。



 アタシは今日もきみの前で笑顔をつくるの



 きみに嫌われたくなくて

 きみに、好かれたくて




 どうしたらきみを嫌いになれるのかな

 どうしたらきみは嫌な人になるのかな




 わかるまできっとアタシは笑い続けるよ

 



 きみに嫌われたくなくて

 きみにだけ好かれたくて




 アタシはきみの前でだけ笑うのよ






 ――きみは誰にでも笑いかけるのにね?








 【封】


※とんこさん、画像お借りしました。


なんか、横恋慕みたいな詩ですが、実際はアイドルに憧れているような感覚です。

近くて遠い…

みんなに、私にも優しい人。

そんなきみが大好きなんだけれど、たまにもやもやしちゃうの…みたいな。

たまには乙女になりますwww